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(2017/12/19 05:00)
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■解説:マテリアルズ・インフォマティクス(上)材料開発が飛躍的に加速(12/13)
いまやITは産業分野全般からインフラ、社会生活にかかわる重要な技術基盤としてなくてはならない存在となっている。実はこれまで漠然とITと言い表していたものが、大量のデータを統計的に処理することでその傾向や特性を合理的に解き明かしてくれることがはっきりしてきた。大注目の深層学習がその良い例だ。
つまり、人工知能をはじめとした情報科学が世の中を大きく変えようとしている。学術分野でも、バイオインフォマティクスはDNAの解析など生命科学研究に貢献し、マテリアルズ・インフォマティクスでは有用材料の開発を科学的に進めようとしている。ただ、残念ながら日本は情報科学の人材が質・量ともに十分とは言えない。
イノベーションを起こすにはどの分野がカギになるかを見極めつつ、人材開発や研究開発投資を進める必要がある。
(2017/12/19 05:00)