[ ロボット ]
(2017/12/20 05:00)
富士ソフトが主催するロボット相撲の全国・世界大会が東京・両国の国技館で開かれ、世界大会の自立型、ラジコン型ともに日本のチームが4位に入賞した。自立型はポーランド、ラジコン型はメキシコのチームが優勝した。
世界大会は4回目。また大会委員長の野澤宏富士ソフト会長は開会式で、次回から世界大会と全国大会を統合すると発表した。
ロボット相撲は自立型とラジコン型の2種類あり、双方ロボットの大きさが幅20センチメートル以内、重量3キログラム以下が決まり。3本勝負で相手を直径154センチメートルの鉄製土俵の外に押し出して勝敗を決める。
全国大会は年1回開催で29回目。上位がそのまま日本代表として同日の世界大会に参加する形式となる。自立型は「NITζωn(西日本工業大学マルす部屋所属)」、ラジコン型は「ラインスピア(MTY―OBs所属)」が優勝した。世界選手権では両チームとも4位だった。
大会当日の17日は、海外25カ国から選手や応援団が詰めかけ、会場はにぎわいをみせていた。野澤委員長は大会統合の理由を「海外チームのレベルが上がり、同じ大会で戦う方が良い」と説明した。次回は30回の記念大会として特別イベントなどを行う考えという。
(2017/12/20 05:00)