- トップ
- ICTニュース
[ ICT ]
(2017/12/27 05:00)
日本IBMは学校教育から始める新しい雇用モデルの創出に乗り出す。10―20代の若者を対象に既存の教育課程では難しいサイバーセキュリティーや人工知能(AI)などの先進分野の教育を実施し、優先的に採用する計画。米IBMの人材戦略に沿って学位重視ではなく、能力やスキルを優先した「ニューカラー・ワーカーズ」と呼ぶ人材像を定義。「ホワイトカラー」や「ブルーカラー」とは異なるニューカラーの採用枠と位置付ける。
AIやIoT(モノのインターネット)によるデジタル革新を担うスーパープログラマーや、人手が足りないセキュリティー分野で求められるホワイトハッカーなどを早い時点で育て、自社の即戦力とする。中学、高校、大学生を想定している。
教育プログラムのひな型はIBMが米ニューヨーク州の公立高校とともに立ち上げた新しい学校教育プログラム「P―TECH(ピーテック)」。これを日本流に焼き直し、中高大の学校教育...
(残り:414文字/本文:814文字)
(2017/12/27 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。