[ 機械 ]
(2018/1/15 05:00)
日立建機は、ミニショベル向けに複雑な動きが可能な排土板(PATブレード)を半自動制御するシステムを開発した(写真)。整地作業を効率化でき、検測などの工程の削減につながる。コンビニエンスストアの駐車場の整備など、小規模な舗装工事では作業者に高度な運転技術が求められる。新システムの商用化に向けて機能を向上させ、熟練の作業者不足に対応する。
新システムは、ミニショベルの位置情報を基に、3次元(3D)の設計データに沿って同ブレードをリアルタイムに制御する。施工目標面の仕上げ作業での利用を見込む。
小規模工事では同ブレードを搭載するミニショベルが使われるケースが多い。ただ、熟練者の減少に伴って高品質の施工がこなせなくなるのが課題という。
(2018/1/15 05:00)