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[ 科学技術・大学 ]
(2018/1/16 05:00)
産業技術総合研究所は15日、独自開発の薄膜トランジスタ(TFT)アレイの検査技術の検査速度を約4倍に高速化したと発表した。印刷法で製造したディスプレーなどの駆動回路を非破壊で効率的に自動検査可能。印刷法による大面積デバイスの高品質化につながる。
今後、電子ペーパーなどの印刷製造ラインへの実装を目指す。欧州の科学誌オーガニック・エレクトロニクスに掲載された。
TFTアレイの駆動状態を光学イメージ化して一括検査する技術を改良し、検査面積を従来の1ミリメートル角から3センチメートル角へ広げた。
約3万個のTFT素子なら、検査時間を従来の10分以上から3分以内に短縮できる。ストレージキャパシターの検査も可能にした。
(2018/1/16 05:00)
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