[ ICT ]
(2018/1/26 13:00)
米アップルはカリフォルニア州での自動運転試験車両を27台に増強した。アルファベット傘下のウェイモなど競合企業を追撃する取り組みを加速させる。
カリフォルニア州車両管理局(DMV)が質問に対し電子メールで回答したところによれば、アップルは昨年4月にカリフォルニア州で自動運転車3台の試験走行の許可を得た後、追加で「レクサスRX450h」24台を登録した。アップルが最初に登録したレクサスのスポーツタイプ多目的車(SUV)はハーツ・グローバル・ホールディングスからのリース車両だった。
クック最高経営責任者(CEO)は昨年6月、車の自動運転技術を開発するチームの存在を初めて認めた。「プロジェクト・タイタン」と称するこの取り組みは、自前で車両全体を製造する野心的な計画だったが、人員やコストの増大で2016年に規模が縮小された。アップルはDMVへの最新の登録についてコメントを控えた。DMVによると、登録は17年7月から今月までに行われたという。(ブルームバーグ)
(2018/1/26 13:00)