【電子版】米ゼロックス、富士フイルムへの経営権譲渡で合意へ―米WSJ報道

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  米ゼロックスと富士ゼロックスを経営統合する内容で、31日にも発表される可能性があるという（ブルームバーグ）

ゼロックス2社統合、早ければ31日にも

　米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（電子版）は31日、米ゼロックスが富士フイルムホールディングス傘下の富士ゼロックスと経営統合することで合意間近だと報じた。同日にも発表される見込み。

　同紙によれば、経営統合によりコストを削減し、事務用印刷事業などの需要低迷に対処する見通し。経営統合後の新会社では、米ゼロックス株主の持ち株比率が5割弱になるという。

　富士ゼロックスは1962年、ゼロックスと富士写真フイルム（現富士フイルムホールディングス）の合弁会社として発足。経済同友会の元代表幹事、故小林陽太郎氏がかつて経営トップを務めた。現在の出資比率は、富士フイルムが75％、ゼロックスが25％となっている。（時事）