[ その他 ]

【電子版】先週の注目記事は?(解説付き)

(2018/2/6 05:00)

■アクセスランキング・ベスト10(1/29~2/4)

1位 【電子版】米政府、中国ファーウェイ製5Gスマホを拒否か ベライゾンも販売断念

2位 【電子版】アニメ「サザエさん」、日産がメインスポンサーに

3位 NTN、汎用軸受生産を再編 和歌山新工場に集約

4位 TDK、発電効率1.3倍の太陽電池 IoT機器向けに年内製品化

5位 【電子版】JAXA、超小型衛星を軌道投入 最小級ロケット打ち上げ成功(更新)

6位 処理能力1000倍のAI搭載半導体、ルネサスが3年後に製品化へ

7位 “中小のグループ化”推進、由紀HDがVTCマニュファクチャリング株を取得 高い技術存続へ

8位 IoT時代の特許戦略(上)特許庁長官・宗像直子氏 世界に意見を求め指針

9位 日立、ファナックなど新会社設立 AI活用で制御技術開発

10位 三井金属とジオマテック、次世代半導体の実装材を開発

■日立、ファナックなど新会社設立 AI活用で制御技術開発(2/1)

 ファナックとプリファード・ネットワークス(PFN)はすでに提携関係にあり、そこに日立製作所が加わって新会社を立ち上げ、人工知能(AI)による産業・社会インフラ向けの制御技術を開発する。通常のAIはプログラムサイズや処理の重たさなどからクラウドのサーバーに置かれるケースがほとんど。ユーザー側の機器や装置がクラウドと連携し、通信を行いながらデータを処理している。

 ただ、こうしたやり方だと、通信事情などでどうしても時間遅れが生じてしまうことがある。それに対し、PFNでは機器側(エッジ)のAIがデータを素早く処理し、リアルタイム制御を行う深層学習技術に強みを持つ。周囲の状況変化に素早い対応が必要な自動運転車などでも、エッジでのAIのリアルタイム処理が不可欠な要素となってきている。

 さらに、ソフトやアルゴリズム以外に鍵となるのがAI用半導体。ファナックはAI分野で急成長を遂げる米エヌビディアと提携し、そのGPU(グラフィカル・プロセッシング・ユニット)を産業用ロボットに採用。エヌビディアのAIチップはトヨタはじめ自動運転車向けにも広がりを見せる。一方で、PFNはAI半導体の研究開発プロジェクトにも関わっていることから、同社の技術を組み込んだエッジコンピューティング向けAI半導体の早期実用化も期待される。

(2018/2/6 05:00)

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン