[ ICT ]
(2018/2/23 10:00)
(ブルームバーグ)米アップルはワイヤレスイヤホン「エアポッド」のアップグレードに取り組んでいると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
アップルは「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」「アップルウオッチ」といった携帯端末と同様に、エアポッドも新しい機能を追加して定期的に改良していく考えだ。早ければ年内に発売される新型エアポッドではワイヤレス用半導体がアップグレードされると、同関係者らは語った。さらにその次のモデルでは耐水性が追加される見通しで、来年にも発売されるという。関係者らは製品計画が非公開だとして匿名を条件に語った。
年内にも発売される予定のエアポッドでは、音声アシスタント機能「Siri(シリ)」に関して、イヤホンをタップしなくても「Hey Siri」と話しかけるだけで呼び出すことができるようになる。アイフォーンやスマートスピーカー「ホームポッド」で、端末本体に触れずにシリを起動させるのと同様の方法だ。またこの新しいエアポッドでは、ブルートゥース接続に対応するアップル設計の新型ワイヤレス用半導体が搭載される。
関係者らによれば、耐水性を備えたモデルに関しては、水しぶきや雨がかかっても問題なく使用できるようにすることが狙い。水中で耐えられるような設計にはならない可能性が高いという。アップルの計画には変更や遅れが生じる可能性もあると、関係者らは語った。アップルの広報担当はコメントを控えた。
原題: Apple Is Said to Plan Upgrades to Popular AirPods Headphones(抜粋)
(2018/2/23 10:00)