[ 新製品 ]
(2018/2/28 05:00)
ソニーは27日、画像処理エンジンの能力を従来機に比べて約1・8倍に増強し画質性能を高めたレンズ交換式デジタル一眼カメラ「α7III」を3月23日に発売すると発表した。35ミリメートルのフルサイズ相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサーを搭載したミラーレスカメラで、暗い場所で撮影した場合の画質などを向上した。カメラ本体の市場推定価格は23万円前後(消費税抜き)。ズームレンズキットは25万円前後(同)。
α7IIIは画像処理能力を増強したほか、連写速度やフォーカス、露出などの調整に関わる「イメージセンサーからの読み出し速度」を約2倍にした。1回の充電で撮影できる静止画の枚数は710枚で、ミラーレスカメラとして業界最大という。
カメラが光をとらえる能力を表す「ISO感度」は、従来機に比べ2倍となる最大5万1200に向上。このため、暗い場所で感度を上げても「ノイズ」と呼ばれる画像のザラつきをより低減でき、きれいな写真を撮影できる。
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ(東京都港区)の長田康行シニアゼネラルマネジャーは市場動向について「レンズ交換式カメラ市場では、ミラーレスとフルサイズの構成比が増えている」と分析した。今回の新製品で積極的に市場を攻略する。
(2018/2/28 05:00)
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