[ ICT ]
(2018/3/2 12:30)
昨年9月発表の新型「アップルウオッチ」がけん引し、米アップルがシェア15.3%で初の首位となった(ブルームバーグ)
【シリコンバレー時事】米調査会社IDCが1日発表したウエアラブル端末(身体に着ける情報機器)の2017年の世界出荷台数は、前年比10.3%増の1億1540万台だった。メーカー別では、腕時計型端末「アップルウオッチ」を展開する米アップルが4.5ポイント上昇の15.3%にシェアを伸ばし、初めて首位に立った。
アップルは17年、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を介さずにインターネット接続できる新製品を発売した。
2位は中国の小米科技(シャオミ)で13.6%。健康管理に特化した製品で市場をけん引してきた米フィットビットは8.2ポイント低下の13.3%と、前年の首位から3位に後退した。
IDCは「消費者の好みはより洗練された製品と認知度の高いブランドに移っている」と分析した。
(2018/3/2 12:30)