[ 政治・経済 ]
(2018/3/4 07:00)
政府は、来年に日本で初めて開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた閣僚会議のうち、外相会議を愛知県で開催する方向で最終調整に入った。また、観光担当相会議を北海道倶知安町で、労働相会議を愛媛県で、保健相会議を岡山県でそれぞれ開くことも検討している。閣僚会議は合計8程度となる見通し。政府関係者が2日、明らかにした。
茨城県の小野寺俊副知事は同日、安倍晋三首相と首相官邸で会い、同県つくば市で貿易・デジタル経済担当閣僚会議を開きたいと要請した。このほか、新潟、宮崎両県もそれぞれ閣僚会議の開催を希望している。
政府は既に、G20首脳会議を大阪で、財務相・中央銀行総裁会議を福岡市で開くことを決定している。閣僚会議の開催地選定について、菅義偉官房長官は記者会見で「地方創生の観点も踏まえ、基本的には誘致に名乗りを上げたところからになる」と述べた。(時事)
(2018/3/4 07:00)