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[ トピックス ]
(2018/3/7 05:00)
神戸製鋼所が6日発表した再発防止策は、企業統治の強化と品質管理体制の拡充が2本柱となる。企業統治のあり方では独立社外取締役の比率の引き上げや、従来、取締役会議長を務める立場だった会長職を廃止し、社外取締役の中から同議長を選出するなどして、監督体制を強める方針を示した。川崎博也会長兼社長は、任意の諮問機関として新設する「指名・報酬委員会」の構成についても、過半数を独立社外取締役とする考えを表明し、チェック機能が的確に働く仕組みづくりに意欲を示した。(編集委員・宇田川智大)
【改革進める】
企業統治、立て直し急務
品質管理面でも、新規受注を決めた際の承認プロセスを見直し、顧客が求める仕様に応えられる工程能力を備えているかどうかを、厳しく評価するなどの改革を進める。
だが、不正行為が長年続いた神戸製鋼所の企業統治体制...
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(2018/3/7 05:00)
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