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(2018/3/7 12:30)
米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」に着艦した岩国基地(山口県)配備の海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35B(5日、米海軍提供、時事)
在日米海軍は7日までに、岩国基地(山口県)配備の海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bが5日、強襲揚陸艦「ワスプ」(長崎・佐世保基地配備)と合流したことを明らかにした。レーダーに探知されにくいステルス性を備え、精密攻撃能力を持つF35Bは艦載機として初めて西太平洋で運用される。
F35Bは洋上を出撃拠点にすることで、作戦行動範囲が広がる。北朝鮮への軍事的圧力を維持するとともに、東シナ海や南シナ海への進出が著しい中国軍をけん制する狙いがある。
F35Bはワスプなどに乗艦する在沖縄海兵隊の有事即応部隊、第31海兵遠征部隊と一体的に運用。海兵隊の上陸作戦や特殊任務などを支援する。ワスプは東シナ海に展開中とみられる。
ワスプには、イージス艦2隻も合流。戦力を強化した遠征打撃群が編成され、警戒監視活動に当たる。(時事)
(2018/3/7 12:30)