国内景気、拡大続く 現状「上昇」63％ 本社定点観測調査

「国内景気は『上昇している』が６３・０％」―。日刊工業新聞社が実施した景気定点観測調査によると、景気の現状が２０１７年９月末に比べて「上昇」していると見ている経営者が大企業と中堅・中小企業経営者の大半を占めることがわかった。

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１８年度上期（４―９月）についても４６・０％もの経営者が「上昇する」と答え、堅調な景気拡大が続くと見られている。ただ、為替や米国景気、中国景気の動向など懸念材料もあり、１８年下期以降の景気動向を慎重に見極めようとしている。

景気の認識を経営者に聞く景気定点観測調査を２月に、大手企業および中堅・中小企業経営者に聞いている。それぞれ１００人に実施した。２０１７年９月末に比べて現状の景気を「上昇している」と答えた経営者は６３・０％。１７年９月に同３月末に比べての景気の状況を聞いた前回調査は「上昇している」が４７・５％で、