[ 政治・経済 ]
(2018/4/2 12:30)
中国はアリババ・グループ・ホールディングや百度(バイドゥ)など海外で上場しているIT大手に中国国内での中国預託証券(CDR)発行を認める試験プログラムを発表した。これら企業の国内上場に向け、大きな一歩を踏み出した。
中国国務院は3月30日、IT大手の国内回帰を目指す構想が公表されてから1カ月たたずに、試験プログラムを公表。この突然の発表は、当局者のこの取り組みへの強い意欲を裏付けた。
試験プログラムの対象になるのは、時価総額が2000億元(約3兆3900億円)を上回る海外上場企業。この新制度は中国本土で認められていない企業構造の利用を認めるほか、調達した資金を海外に移転できる。(ブルームバーグ)
(2018/4/2 12:30)