[ ICT ]
(2018/4/8 07:30)
米アップルの直営店「アップル新宿」(東京都新宿区)が7日午前、オープンした。国内の直営店新設は約4年ぶりで、心斎橋店(大阪市)や名古屋栄店(名古屋市)などを含め全国8店舗体制となる。同社は「iPhone(アイフォーン)」の圧倒的な人気で、他のスマートフォンメーカーの追撃を阻んでいる日本で直営店網を拡充し、ブランド力に磨きを掛ける。
直営店は製品販売に加え、集客のため来店者に製品の使い方を無料で詳しく教える講座(30分~2時間)を随時開いている。新宿店では、大型スクリーンや椅子を配置した中央スペースで、来店客がスタッフから製品を活用した音楽・動画作りなどを学べる。
新宿店前に6日午後9時ごろから並んだという東京都内の大学生清水大輝さん(20)は「アップルになじみのない人にも魅力的な店舗。自分のようなファンが増えてほしい」と話した。
アップルのシニア・マーケットディレクターのデニー・トゥーザ氏は「新宿は文化、ビジネスの中心地。新宿店を街の広場のように人が集まる場所にしたい」と語った。同社は年内に追加の直営店を国内に2カ所開設する予定。(時事)
(2018/4/8 07:30)