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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/13 12:00)
米電気自動車メーカー、テスラの「モデルX」が先月起こした死亡事故を巡り、調査を行っている米運輸安全委員会(NTSB)と同社の対立が深まっている。12日には双方が互いの情報開示は不適切だと非難の応酬を繰り広げた。
テスラは発表資料で、「NTSBとの対話で、NTSBが実際に安全性を高めることよりもニュースのヘッドラインを心配していることが明らかになった」と指摘。
一方、NTSBは調査中の情報開示を控えるとの合意をテスラが守らなかったとして、同社を事故調査に関与させない異例の措置を講じた。これに対しテスラはNTSBについて、「議会に正式に異議を申し立てる」と反発した。
テスラは11日、同社の自動運転支援システム「オートパイロット」を使用中に起きた先月の死亡事故は運転手の不注意が原因だと 発表。これはNTSBのルールへの明らかな違反だ。NTSBは調査の一貫性を重視しており、公開できる情報や望ましい協力に関するルールを厳守するよう調査参加者に求めている。(ブルームバーグ)
(2018/4/13 12:00)