ヤマハ発、新型スクーター「LEXi」 インドネシア投入

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ヤマハ発動機は、インドネシアで価格帯の高いプレミアムクラス向け新型スクーター２種を投入する。排気量１２５ｃｃの新型スクーター「ＬＥＸｉ（レキシィ）＝写真」と上級モデル「レキシィ―Ｓ」を順次出荷し、発売する。価格はレキシィが１９９５万ルピア（約１５万５０００円）、レキシィ―Ｓが２２８０万ルピア（約１７万７０００円）。インドネシアで両タイプ合わせて初年度１５万台の販売を目指す。

レキシィは欧州で好まれる高級感のあるデザインや丸みを帯びたボディーが特徴。「ストップ＆スタートシステム」も搭載し、燃費にも優れた性能を持たせた。ゆとりのある広いフラットフットボードなども設けている。レキシィ―Ｓでは、スマートキーやサブタンク付リアサスペンションを装備する。

インドネシアのスクーター市場は年間４８０万台規模で推移しているといわれる。インドネシアでは個人所得の上昇により、プレミアムクラスの需要が拡大している。

同クラスでは、先進的なスタイルやゆとりのあるサイズなどが調和した上質感が重要だという。ヤマハ発動機では同クラス向けスクーター商品を拡充し、インドネシアでの一層の需要獲得を目指す。