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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/4/25 20:00)
25日午前6時半ごろ、大阪市東住吉区と大阪府松原市にまたがる近鉄南大阪線大和川橋梁(きょうりょう)で、橋を支える橋脚の傾きを示すセンサーが異常を検知した。橋を通る線路にゆがみが見つかり、南大阪線は午前8時10分ごろから大阪阿部野橋(大阪市)―河内天美駅(松原市)で上下線とも運転を見合わせた。復旧のめどは立っていない。
24日から25日朝まで降った大雨で、大和川の水位が上昇していた。近鉄は橋脚が傾いた原因を調査するとともに、水位が下がるのを待って補修工事を進める。
近鉄によると、橋脚のセンサーは8ミリメートルの傾きを検知。電車は通常運転を続けたが、作業員が午前7時40分すぎ、目視で線路のゆがみを確認し、徐行運転に切り替えた。確認のため電車で橋梁を通過した社員が普段と違う揺れを感じたと報告し、運転見合わせを決めた。橋脚の傾きは午前8時40分時点で78ミリメートルになった。
南大阪線は通勤などの利用客が多く、終日運休で約16万2000人に影響が出るという。(時事)
(2018/4/25 20:00)