[ ICT ]
(2018/4/28 08:30)
【ニューヨーク時事】米CNBCテレビは27日、ソフトバンクグループ子会社の米携帯電話4位スプリントと同3位TモバイルUSの合併が29日にも発表される可能性があると報じた。実現すれば契約者は1億2700万人を超え、首位ベライゾン・コミュニケーションズ、2位AT&Tの2強に匹敵する規模となる。
報道によると、Tモバイルと親会社の独通信大手ドイツテレコムは、スプリントの評価額を株式時価総額に近い260億ドル(約2兆8300億円)と算定。ドイツテレコムが合併後の新会社を連結対象にすることをソフトバンク側は認める方針だという。
米携帯市場の成長が頭打ちとなる中、スプリントとTモバイルは過去2度にわたり合併を検討。昨年の交渉では、合併後の経営権をめぐり双方の親会社が折り合えなかった。
(2018/4/28 08:30)