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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/5/5 08:00)
長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」の運営会社は1日、ロボットが宿泊客をもてなすことで話題のパーク内「変なホテル」に、カメラの顔認識技術を使い入退店を管理することで店員を置かない「スマート・コンビニ」をオープンした。運営会社などによると、客の顔と商品をそれぞれ画像で識別した上で、キャッシュレス決済を実現した無人店は全国で初めて。
無人店はホテルのフロント近くに開設。客は店前に置かれたタブレット端末を操作し、まず顔を撮影、登録。入退店の際、入退店口にそれぞれ設置された別のカメラで個人認証されないと施錠が解けない仕組み。
当初おにぎりやパン、カップ麺など5種類を取り扱う。店内では商品を台まで運び決済用のカメラにかざすと、商品自体が認識され、客はクレジットカードを簡易型端末に差し込み暗証番号を押して決済が完了する。
大江岳世志総支配人は「コンビニに限らず新しいサービスを、現金を使わずに楽しんでいただけるホテルにしていきたい」と話した。(時事)
(2018/5/5 08:00)