[ 政治・経済 ]
(2018/5/21 15:00)
【横浜】海上自衛隊の遠洋練習航海部隊が21日、横須賀基地(神奈川県横須賀市西逸見町)から世界一周の航海へ出発した。同航海は幹部自衛官の育成や他国との友好親善を目的に毎年実施されており、今年で62回目。練習艦「かしま」と護衛艦「まきなみ」に、一般幹部候補生課程を修了した191人を含む計586人が乗艦し、インドネシアやアラブ首長国連邦、スペイン、英国、米国など10カ国へ163日間で訪問する。総航程は5万8000キロメートル。
出国行事で小野寺五典防衛相は「将来、海上自衛隊の中枢を担う隊員となる基盤を確立することを期待している。また、日本の代表として(訪問国との)友好親善に尽力していただきたい」と述べた。
(2018/5/21 15:00)