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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/5/24 10:30)
【ニューヨーク=時事】米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車が歩行者をはねて死亡させた問題で、同社は事故の起きたアリゾナ州での自動運転車の走行試験を中止することを決めた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)などが23日報じた。
事故は3月、アリゾナ州テンピの公道で発生。道路を横切ろうとした女性が、自動運転モードで走行中だったウーバー車にはねられ、搬送先の病院で死亡した。運輸安全委員会(NTSB)が原因を調査中で、ウーバーは北米での走行試験を休止している。
報道によると、今回の決定でアリゾナ州の走行試験に関わる約300人が影響を受ける。一方、カリフォルニア州サンフランシスコやペンシルベニア州ピッツバーグでは継続する方針で、今夏の試験再開を目指すという。
(2018/5/24 10:30)