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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/6/22 13:00)
米ボーイングは19日、フェデックスから貨物機24機を新たに受注したと発表した。カタログ価格で66億ドル(約7300億円)相当の取引となる。航空貨物市場は持ち直している。
発表資料によると、フェデックスはボーイングの中型貨物機「767」を12機、より大型の「777」を12機それぞれ発注する計画。フェデックスは既に両モデルの最大顧客。
フェデックスのデービッド・ブロンチェク最高執行責任者(COO)はアナリストとの電話会議で、航空貨物の輸送能力をそれほど増強せずに新規発注で老朽化したマクドネル・ダグラス「MD11」など貨物機を交代させ、燃費効率と信頼性を高めていると説明。航空貨物の需要が拡大し始めた場合は変更の可能性もあると述べた。
世界の航空貨物はこの10年の大半にわたり勢いが鈍っていたが、インターネット経由の買い物客や力強い貿易を原動力に昨年は大きく持ち直した。(ブルームバーグ)
(2018/6/22 13:00)