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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/8/18 09:30)
米電気自動車メーカーのテスラは、このところ厳しい局面に見舞われていたが、懸念されてきたセダン「モデル3」の生産が今では順調に進んでいる。
エバーコアISIのアナリスト、ジョージ・ギャリアーズとアーント・エリングホースト氏は16日のリポートで、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の黒字化計画の要であるモデル3について、さらなる支出需要はあるものの、生産は軌道に乗っており、週8000台の生産ペースは「十分に射程圏内だ」と指摘した。
リポートはテスラの米カリフォルニア州フリーモント工場訪問後に発表された。テスラはモデル3の生産拡大に向け24時間態勢で取り組み、6月最終週に週5000台の生産目標を達成した。
両氏は「テスラについてますますポジティブになっている」として、「テスラは安定した週間生産ペース到達に向け順調に進んでいるようだ」と分析した。
エバーコアは7-12月(下期)のモデル3生産台数を12万3000台と予想しているが、両氏は工場訪問を経て、この予想を最大7%引き上げる必要がありそうだと述べた。(ブルームバーグ)
(2018/8/18 09:30)