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[ エレクトロニクス ]
(2018/9/5 13:30)
世界2位の半導体メーカー、米インテルは新しい最高経営責任者(CEO)選びで候補者を絞り始めており、社外の人物を初めて起用する可能性もある。
ブライアン・クルザニッチ氏がCEO辞任に追い込まれてから2カ月余りの間、インテルは複数の候補者と最初の連絡を取り、CEO就任を望む人物と関心がない人物を見極めている。
選考プロセスに詳しい複数の関係者が非公開情報を理由に匿名で語ったところによると、共にクアルコムでの勤務経験があるサンジェイ・ジャ氏とアナンド・チャンドラセカー氏に加え、インテルの現役幹部ナビーン・シェノイ氏とマーシー・レンドゥチンタラ氏が取締役会メンバーと予備協議を行った。
一方、元最高財務責任者(CFO)ステーシー・スミス氏は候補者リスト入りを拒否したという。他の経営幹部も候補に挙がっているが、後任探しは正式な面談を行う段階にはまだ至っていないと関係者は話した。インテルの広報担当者はコメントを控えた。
インテルでは過去50年、CEOは常に社内の上層部から選ばれてきた。ただ、クルザニッチ氏が6月に社員との不適切な関係で突然退社したことで、これまで通りの慎重な後継者選びが難しくなっている。(ブルームバーグ)
(2018/9/5 13:30)