【電子版】北海道地震／スーパーなど相次ぎ再開、工場は操業停止続く

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  食料品などを求め、スーパーの前に列をつくる買い物客（7日、札幌市中央区＝時事）

　北海道胆振東部地震から一夜明けた7日午前、停電が解消されるにつれ、道内のスーパーやコンビニエンスストアが相次いで営業を再開した。ただ停電地域も残っており、操業を再開できない工場も少なくない。

　イオンは道内に40ある総合スーパーのうち、15店が通常営業を再開した。停電中の残る店も入り口で食品などを販売している。セブン-イレブン・ジャパンやローソン、ファミリーマートも多くの店が開いている。各社とも商品の確保に全力を挙げる。

　一方、トヨタ自動車では、トランスミッション（変速機）などを生産するトヨタ自動車北海道（苫小牧市）をはじめとするグループ企業の生産拠点で操業停止が続く。京セラも、スマートフォンなどの通信関連機器や光通信用の電子部品を生産する北海道北見工場（北見市）の操業を見合わせている。（時事）