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(2018/9/7 17:00)
防衛省は北海道での地震発生を受け、10日から道内で予定していた陸上自衛隊と米国海兵隊との共同訓練、および航空自衛隊と豪州空軍との共同訓練の中止を決めた。小野寺五典防衛相が7日の記者会見で明らかにした。
小野寺防衛相は「人命救助活動を最優先するため。現地では隊員は夜を徹して救助活動にあたっている」と述べた。救助活動は7日11時過ぎで約6500人で、今後2万5000人に増派する予定。
人命救助は7日11時までに北海道厚真町で14人を救助、給食支援は安平町やむかわ町で、おにぎり1300個を配った。携帯電話会社向けに、電源車の北海道への船舶での輸送も始めた。
また、被災地で今後、雨になるとの天気予報を受けて、2次災害を防ぐための土砂掘削(くっさく)作業を始めた。
(2018/9/7 17:00)