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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/9/12 13:00)
米航空機メーカー、ボーイングは8月に狭胴型ジェット機「737」を48機引き渡した。最大の収益源での生産上の障害に対応し、納入数は6年ぶりの低水準から回復した。
ボーイングの11日の発表資料によると、商業用航空機の出荷総数は7月の39機から8月には64機に増加した。737の引き渡しは月間生産ペースより4機少なかったものの、前月の29機からは改善した。7月の実績は2012年以降で最低だった。
同社はスピリット・エアロシステムズ・ホールディングスからの胴体や米ゼネラル・エレクトリック(GE)と仏サフランの合弁会社からのエンジンの納入が遅れたため、50機余りがワシントン州レントンの工場や隣接の飛行場に置かれたままになったと説明した。
同社幹部による先週のアナリスト向け説明によれば、同社は生産遅延に対処するためピュジェット湾地域から機械工600人を動員したという。(ブルームバーグ)
(2018/9/12 13:00)