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[ 科学技術・大学 ]
(2018/9/28 05:00)
日本の無人補給機「こうのとり」7号機が27日、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。午後8時半すぎにISSのロボットアームがこうのとりをキャッチ、ドッキング作業を開始した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センター(茨城県つくば市)では管制官ら約50人が作業を進めた。午後8時36分、こうのとりがキャッチされると大きな拍手が上がった。
管制作業の責任者を務めたJAXAの内山崇フライトディレクターは「打ち上げ延期が続いたこともあり、かなりほっとしている」と述べた。
こうのとりは、水や食料、ISSに電力を供給する日本製リチウムイオン電池のほか、実験試料を持ち帰る小型回収カプセルなど過去最大の約6.2トンの貨物を搭載。23日に鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Bロケット7号機で打ち上げられた。
こうのとりは2009年の初号機以来、7機連続で打ち上げに成功している。(時事)
「こうのとり」7号機キャプチャ ライブ中継(JAXA|宇宙航空研究開発機構)
(2018/9/28 05:00)