[ ICT ]
(2018/11/1 11:00)
データセンターで導入が進むプログラマブルチップを手掛ける米ザイリンクスが、マイクロソフトのクラウド部門「アジュール」から受注を獲得した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。インテル製チップをザイリンクス製に入れ替える。
今回の取り決めが公表されていないことを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、アジュールはサーバーの半分余りでザイリンクス製チップをコプロセッサー(補助プロセッサー)として使用する。従来はインテルのアルテラ部門が独占的に製品を供給していた。ザイリンクスの担当者はコメントを控えている。
マイクロソフトは現行の製品供給についてはインテルとの関係を継続すると表明。同社の広報担当は「既存のインフラなどの調達先に変更はない」と述べた。
関係者1人によれば、ザイリンクスの製品をどの程度広く採用するか決めるには、パフォーマンス目標の達成が必要という。(ブルームバーグ)
(2018/11/1 11:00)