(2018/11/1 16:00)
工作機械や関連機器、工具などを一堂に集めた国際展示会「第29回日本国際工作機械見本市」(JIMTOF2018、日本工作機械工業会、東京ビッグサイト主催)が1日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。IoT(モノのインターネット)やロボットによる自動化、積層造形(AM)と切削を融合した複合加工など、最新技術を披露。秋の冷え込みが一段と強まる中でも、会場は9時の開場直後から熱気に包まれた。
開会式で日工会の飯村幸生会長(東芝機械会長)は「IoTを高度に活用したモノづくりと情報の融合化が世界各地で急速に進展しつつある。機械の作り手と使い手が共通の情報を相互に有効活用できる可能性を会場で実感いただき、工作機械ユーザーのIoT導入への関心が高まることを期待したい」とあいさつした。
今回は21カ国・地域から過去最多となる1085社が出展。6日までの会期中に15万人の来場者を見込む。
(2018/11/1 16:00)