[ ロボット ]
(2018/11/7 15:00)
米ピザハットと米国トヨタ、Nachi Robotic Systemsの3社が連携、「Zero-emission Tundra PIE Pro」プロジェクトで開発された移動式ピザ製造装置(米国トヨタ提供)
熱々ピザ、ロボが出先で焼き上げ
ファストフード業界で競争が激しさを増す中、米ピザハットは配達時間を短縮するため、ピザとピックアップトラックという米国人にとって2つのお気に入りを融合させる。
ピザハットは トヨタ自動車との最新の提携の一環として、「トヨタ・タンドラ」の改造車の荷台に設置したロボットが操作する移動式ピザ製造装置を発表した。試作された装置は自動化技術を利用して出先でピザを6-7分で焼き上げる。同社にとってはピザが冷めないうちに配送できるエリアの拡大につながる。
ピザハットの米国カスタマー・オペレーション担当責任者、ニコラス・バーキアー氏はインタビューで、「われわれはピザ焼きオーブンを消費者の戸口に一段と近づける。顧客の家庭や配送ポイントに近づければ近づけるほど、より良く、より熱々の商品を届けられる」と述べた。同氏はこの装置の導入目標日は未定と述べた。
ヤム・ブランズ傘下のピザハットは、宅配の遅さを改善してレストラン型店舗以外でも顧客に利用を促そうと取り組んでいる。だがこれまでのところ、その道のりは厳しく、4-6月(第2四半期)の既存店売上高は市場予想に反して減少した。(ブルームバーグ)
Extra cup holders are cool. But can your truck make pizza? Introducing the @Toyota Tundra PIE Pro: https://t.co/Y1Eqehw2H3 #SEMA2018 pic.twitter.com/uK1kJz6cVu
— Pizza Hut (@pizzahut) 2018年10月30日
(2018/11/7 15:00)