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(2018/12/11 05:00)
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先週の電子版記事のアクセストップは、3日付の「退役間近のファントムに4万人、百里基地航空祭」でした。ファントムとは米マクドネル(現ボーイング)が開発した艦上戦闘機F4の愛称で、三菱重工業のライセンス生産などで航空自衛隊は1971―81年度に計140機を導入しました。空自では戦闘機のF4-EJ(改)と偵察機のRF-4Eが今も活躍はしていますが、装備の世代交代に伴い、年々退役。実戦配備されているファントムは現在、茨城県の百里基地所属の機体のみです。日本には航空母艦がなく陸上での運用です。
40機強という、まとまった数のファントムが活躍しているのは世界でも同基地だけになっています。空自の航空祭と言えば、アクロバット飛行で有名な飛行隊「ブルーインパルス」による展示飛行が関心を集めますが、今回の百里基地航空祭にはブルーインパルスは参加しませんでした。それでも、ブルーインパルスが参加した2年前の航空祭と変わらない入場者を集めたのは、去りゆくファントムを一目見ておきたいという航空ファンがいかに多かったかということです。
ファントムは日本の航空機製造の歴史の一コマでもあります。
(2018/12/11 05:00)