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[ 科学技術・大学 ]
(2018/12/11 14:30)
賞授賞式で医学生理学賞のメダルと賞状を受け取った本庶佑・京都大特別教授(中央左)(10日、ストックホルム=代表撮影・時事)
【ストックホルム=時事】ストックホルムでは10日夜(日本時間11日未明)、ノーベル賞の授賞式に続いて晩さん会が開かれた。医学生理学を受賞した本庶佑京都大特別教授は約1340人の参加者を前に、「より多くの科学者が私たちの取り組みに加わり、がん免疫療法を改善させるよう呼び掛けたい」とスピーチした。
会場となったストックホルム市庁舎では午後7時すぎ、スウェーデン国王らに続き、和服姿の本庶さんら受賞者が次々と「青の間」に姿を見せた。
本庶さんと妻の滋子さん(76)はそれぞれ中央のテーブルに着席。本庶さんは隣に座った同国のクリスティーナ王女らと歓談しつつ、豪華な料理を楽しんだ。
終盤には受賞者があいさつし、本庶さんはスピーチで「私たちの発見に基づく治療法は始まったばかりだ」と強調。「免疫療法が行き渡り、地球上の全ての人が恩恵を受け、健康な生活を送れるよう心から願っている」と話した。
2018年ノーベル賞授賞式後に開かれた晩さん会(10日、ストックホルム=時事)
ノーベル賞授賞式後の晩さん会に出された料理(10日、ストックホルム=時事)
(2018/12/11 14:30)