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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/12/21 21:00)
【ロンドン=時事】19日夜からドローン(小型無人機)の飛来で滑走路が閉鎖されていた英ロンドン近郊ガトウィック空港は21日朝、約34時間ぶりに再開された。これまでに800便近くの運航が停止され、12万人に影響が出た。何者による犯行なのかや動機は不明だが、環境活動家による抗議行動の可能性が浮上している。
空港では19日午後9時(日本時間20日午前6時)ごろ、上空にドローン2機が飛来し滑走路が閉鎖された。その後21日までに目撃されたドローンは延べ50機以上。軍も出動して対応に当たったが、ドローンは捕獲できず操縦者も見つかっていない。当局は「(使用されたドローンは)混乱を引き起こす意図で開発・改造された」と述べた。
英メディアによると政府筋は「環境問題の抗議行動が警察の捜査対象」と指摘。ただ「犯行声明」を出した環境団体などはなく、「一匹おおかみ」的な個人の仕業との見方も出ている。
(2018/12/21 21:00)