[ ICT ]
(2019/2/12 14:00)
【サンフランシスコ=ロイター時事】米アルファベット傘下のグーグルはインド南部ベンガルールで、マイクロチップ技術者をここ数カ月間に十数人以上採用した。同社デバイス心臓部の内部設計プログラムを強化するため、早急に追加採用する計画だ。ビジネス特化型ソーシャルメディア「リンクトイン」の求人情報や業界関係者2人の発言で明らかになった。
ベンガルールは過去20年で、半導体設計の有力なハブとなった。グーグルのベンガルール事業所はこれまで報じられていなかったことから、同社はチップの独自開発チームを現地に有する一握りの大手IT企業となる。
調査会社ティリアス・リサーチのジム・マグレガー氏は、従来型の半導体メーカーの大半はかなり前からベンガルールで大きな存在感を確立しているため、新規参入企業が追随して専門家を探すのは理にかなうと指摘した。グーグルは採用についてコメントを避けた。
(2019/2/12 14:00)