[ ICT ]

【電子版】エリクソン、中国でファーウェイとZTEに競り勝つ 4G基地局で最安値応札

(2019/2/16 05:00)

  • ストックホルムのエリクソン本社(15年10月、ストックホルム・シスタ=ブルームバーグ)

 華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)や中興通訊(ZTE)の母国、中国での移動通信基地局入札でスウェーデンのエリクソンが最も安い応札額を提示した。

 チャイナ・ユニコム香港の親会社による第4世代通信(4G)基地局入札で、エリクソンは同社製品を210億元(約3440億円)で販売すると提案。華為の提示額より25%、ZTEより22%低かった。最も高い応札額はフィンランドのノキアで347億元。

 通信機器の応札額が公に開示されるのは珍しく、今回の提示額が各社の世界的な販売価格を反映しているかどうかは不明。

 ジェフリーズ香港のアナリスト、エディソン・リー氏はZTEについて、自社製品の品質向上を踏まえ、もはや価格だけで競っているのではないことを応札額が示唆していると13日の顧客向けリポートで指摘した。

 エリクソンは2018年10-12月(第4四半期)に中国での売り上げが伸びたことを明らかにしている。同社は日本含む北東アジアから売上高全体の約10%を得ている。(ブルームバーグ)

(2019/2/16 05:00)

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン