【電子版】ファーウェイ、5G対応折り畳みスマホ「Mate X」発表 約29万円

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  Mobile World Congress（MWC）2019で発表されたファーウェイの5G対応折り畳みスマホ「Mate X」。開いたときの画面サイズは8インチ（2月24日、スペイン・バルセロナ＝ブルームバーグ）

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  「Mate X」はサムスンのGalaxy Foldと異なり外側に折れ曲がる山折りタイプ。折り畳むとメイン6.6インチ、背面6.38インチの2画面となる（2月24日、スペイン・バルセロナ＝ブルームバーグ）

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  自社開発の5Gモデムを搭載。価格は8GBメモリと512GBストレージで約28万8500円。写真左はコンシューマービジネス部門のリチャード・ユーCEO（2月24日、スペイン・バルセロナ＝ブルームバーグ）

　中国の通信機器メーカー、華為技術（ファーウェイ・テクノロジーズ）は折り畳み式スマートフォンを発表した。広げると小型のタブレットコンピューターサイズになり、スマホとタブレット端末の両方を持ち歩く必要がなくなる可能性がある。

　この折り畳み式スマホ「Mate X」は第5世代通信(5G)に対応。価格は2299ユーロ（約28万8500円）で、今夏に発売される予定。大手メーカーでは、韓国のサムスン電子も20日に折り畳みスマホ「ギャラクシー・フォールド」を発表した。価格は約2000ユーロ。

　華為のコンシューマー事業を率いる余承東最高経営責任者（CEO）は、スペイン・バルセロナでの携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス（MWC）」で登壇し、「この折り畳み式画面のヒンジに3年間取り組んできた」と説明。「非常に高額だが、ここにはたくさんの新たな技術が詰まっている」と話した。（ブルームバーグ）