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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/2/25 13:00)
配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズは料理宅配サービス「ウーバーイーツ」のインド事業売却に向け、競合するスウィッギーと交渉している。事情に詳しい関係者が明らかにした。ウーバーは約2年前に競争激しいインドのフードデリバリー市場に参入したばかりだった。
交渉が社外秘であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、「スウィッギー」ブランドを所有するバンドル・テクノロジーズとウーバーの交渉は進展しつつあり、向こう数週間内に合意に至る可能性がある。バンドルはインドのベンガルール(バンガロール)に本社を置いている。
スウィッギーの広報担当は電子メールで、「市場のうわさや臆測」にはコメントしないと説明。ウーバーに24日、電子メールとチャットアプリのワッツアップでコメントを求めたが、今のところ返答はない。
ウーバーは2017年にインドでフードデリバリー事業を開始。同社は値ごろ感のあるサービスでユーザーを呼び込もうとリソースを注いできたが、強力な投資家を持つ競合他社との競争にさらされている。 スウィッギーは昨年12月、南アフリカ共和国のナスパーズや中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)を含む投資家から計10億ドル(約1100億円)を調達していた。(ブルームバーグ)
(2019/2/25 13:00)