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[ 科学技術・大学 ]
(2019/4/3 10:00)
【ワシントン=時事】ブライデンスタイン米航空宇宙局(NASA)長官は2日、下院公聴会で、有人探査機による火星到達について「2033年に実現したい」と表明した。ペンス副大統領が先に「5年以内に米国人宇宙飛行士を再び月へ送る」と宣言したのに続き、有人宇宙探査への強い意欲を示した。
ブライデンスタイン氏は公聴会で、有人の月探査が火星到達に向けた「実験場になる」と指摘。「(有人)月探査を早期に実行することで、火星探査を繰り上げることが可能になる」と述べ、NASAの有人宇宙探査計画を遅滞なく進める必要性を訴えた。
(2019/4/3 10:00)