[ トピックス ]
(2019/4/9 05:00)
10日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「機械設計」5月号では「図解で基本を徹底理解!身近な例で学ぶからくりのメカニズム設計入門」を特集する。
“からくり”とは、電気エネルギーなどに頼らずにメカニズムの特性を最大限に利用して目的とする動きを効果的に実現するというもの。例えば汎用モーターや空気圧シリンダーのような単調な動作を複雑な目的の動作に変換したり、運動の方向を変えたりしながら必要な場所に動力を伝達することなどを意味する。これらはすべて基本的なメカニズムの要素の組み合わせで実現されている。
特集ではからくりの要素の中から初心者に身に付けてほしいメカニズムを厳選し、図解で基本的な使い方を解説していく。
今回は、運動を最終端に連結するリンクやレバーを使った運動変換と運動伝達、加工対象物(ワーク)やツールをクランプするメカニズム、複数軸を独立して動作させる方法などを取り上げる。からくりを構成するメカニズムの意味や機能を理解できると自由度の高い設計が可能になっていく。
(2019/4/9 05:00)