[ ICT ]
(2019/4/20 05:00)
【サンフランシスコ=ロイター時事】米アップルは、次世代の自動運転車用3次元レーザーレーダー「LiDAR(ライダー)」の調達に向けて少なくとも4社と協議し、技術について検討した。一方で、LiDARの自社開発も引き続き進めている。関係者3人が匿名を条件に明らかにした。
アップルの動きは、同社が自動運転プロジェクト「プロジェクト・タイタン」に再び意欲的になっていることを裏付けている。関係者らによると、アップルは現在より安いコストで大量生産が容易なLiDARを希望している。また、関係者の1人は、アップルが「革新的デザイン」を求めて高いハードルを設定していると語った。
現行のLiDARシステムは10万ドルのコストがかかる可能性がある。
何十社ものスタートアップ企業や成熟企業は、LiDARの小型化と生産コスト削減、精度向上への取り組みに総額10億ドルを投じている。
(2019/4/20 05:00)