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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/5/7 17:00)
【シドニー=時事】豪格安航空大手ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスは7日までに、墜落事故が相次いだ米ボーイングの新型旅客機「737MAX」シリーズの受取時期を、当初の2019年11月から約2年間延期することで合意したと発表した。当面の支出削減につながるほか、機体の安全性がしっかりと確認できるという。
具体的には「737MAX10」の1号機の受取時期が21年7月。「737MAX8」の1号機については25年になるという。
ヴァージンはMAXシリーズを全部で48機発注済み。発注した「MAX8」38機のうち15機を「MAX10」に切り替えるという。
スカラー新最高経営責任者(CEO)は、納入の延期によって支出に柔軟性をもたらし、信用格付けが改善できる可能性があると語った。ロイター通信によると、3年間で約10億豪ドルの経費が節減できるという。
(2019/5/7 17:00)