[ 機械 ]
(2019/5/22 05:00)
「スマートファクトリーJapan 2019」(日刊工業新聞社主催)が6月5―7日に東京・青海の東京ビッグサイト青海展示棟で開催される。出展する新しい技術やソリューションを一足先に紹介する。(3回連載)
新世代の生産計画ソフト
フレクシェ(東京都品川区、03・6712・9549)は、柔軟性と使いやすさを両立した生産スケジューラー「FLEXSCHE=イメージ」を展示する。製造業の工程計画や生産計画、負荷計画、在庫計画など各種の計画業務に活用できる。ブースでは同製品のデモや導入事例を紹介するほか、他システムとの連携も説明する。
AIが設備故障の予兆分析
SCSKは時系列数値解析ソフトウエア「ファルコンリー=イメージ」を出展する。産業機械の温度や振動などの時系列データを人工知能(AI)が学習・分析する。異常信号を早期検知し、異常発生に影響を与えるデータを特定する。データサイエンティストがいなくても、設備故障の予兆検知や製品不具合の検出、原因特定が可能になる。
完全自動で全数検査可能
ナ・デックスは、外観検査を自動で行う「次世代品質管理システム=イメージ」を出展する。2メートルの距離から50マイクロメートル(マイクロは100万分の1)のキズやへこみなどを検出できるシステムで、完全自動化による全数検査が可能。ブースでデモンストレーションを行う。インラインでの各種検査ソリューションなども展示する。
工場のペーパーレス化促進
カミナシ(東京都千代田区、03・6206・0374)は、工場向けに帳票のIT化を進めるクラウドサービス「カミナシ=イメージ」を展示する。印刷や記入など人力で行っていた単純作業の手間を削減し、ペーパーレス化を促進する。これまで食品業界での導入が多かったが、今回の出展を機に他業界への展開を期待する。
(2019/5/22 05:00)