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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/6/18 05:00)
【パリ=ロイター時事】欧州航空機大手エアバスは17日、パリ国際航空ショーで「A321neo」をベースに航続距離を延ばした新型旅客機「A321XLR」の受注を開始する。関係筋によると、同社は1週間で200機近くの受注を見込む。
隔年で開催される同ショーでは、1500億ドル規模の商用航空機市場をめぐり、エアバスと米ボーイングの販売チームが「打撃戦」を繰り広げる。
ただ、航空各社は経済成長の減速や貿易摩擦、地政学的な不確実性に懸念を強めており、アナリストらは今年のショーは抑制気味になるとみている。
さらに、それぞれの問題も抱える。ボーイングは墜落事故が続いた主力の新型旅客機「737MAX」の運航再開に向け取り組みを進めており、エアバスは汚職疑惑への対応に追われている。
(2019/6/18 05:00)