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[ 環境・エネルギー ]
(2019/6/27 11:00)
米フィラデルフィア・エナジー・ソリューションズ(PES)は、米東海岸で最大の製油所を閉鎖する。夏の運転シーズンに近づく中、6月に起きた大規模な爆発と火災で主力のガソリン生産部門が稼働を停止していた。1866年に稼働を開始した同製油所は10カ月前に破産手続きから脱却したばかりだった。
フィラデルフィア市のケニー市長は26日、同製油所が来月中に閉鎖されることを明らかにした。同製油所の生産量は日量33万5000バレルで、人口密度の高い同地域で約3%のガソリン需要を満たしている。同製油所が閉鎖されるとの25日夜のロイター通信の報道を受け、ニューヨークのガソリン先物相場は一時5%余り上昇した。
PESは同製油所を閉鎖することを認め、火災で業務継続が不可能になったと説明。同製油所を売りに出して再出発する方針を示した。7月1日付で製油所などで1024人を解雇するとの通知を州当局に提出した。(ブルームバーグ)
Today Philadelphia Energy Solutions confirmed plans to shut down the refinery within the next month. We are disappointed by this and committed to supporting the PES workers and businesses that will be affected by this decision. https://t.co/EPmiveNO8f
— Jim Kenney (@PhillyMayor) 2019年6月26日
(2019/6/27 11:00)