【電子版】米マイクロソフトの4－6月期、5割増益 クラウド売上高64％増

• 

  マイクロソフトの4－6月業績はクラウドサービスが好調、売上高・純利益で過去最高を更新した（17年11月、ニューヨーク＝ブルームバーグ）

【シリコンバレー＝時事】米IT大手マイクロソフトが18日発表した2019年4－6月期決算は、売上高が前年同期比12.1％増の337億1700万ドル（約3兆6000億円）、純利益が48.6％増の131億8700万ドル（約1兆4000億円）だった。企業向けクラウドサービスの伸びが好感され、18日の時間外取引で同社株は急伸した。

　法人向けクラウドサービス「アジュール（Azure）」が64％の増収となり、クラウド部門が好調を維持。ビジネス向け交流サイト「リンクトイン」も25％の増収を確保した。

　実質1株利益は、1.37ドルとなり、市場予想平均（リフィニティブ調べ）の1．21ドルを上回った。