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[ 環境・エネルギー ]
(2019/7/26 11:30)
パリのエッフェル塔近くにある広場の噴水で暑さをしのぐ人々(25日、AFP時事)
【パリ=時事】欧州各地を襲った熱波の影響により、パリで25日午後、気温が42.6度に達し、観測史上最高を記録した。従来の記録だった1947年7月の40.4度を72年ぶりに上回った。フランスのメディアは一斉に「歴史的な猛暑日だ」と報じた。
25日はベルギーやドイツ、オランダでも40度を超える高温に見舞われ、各国の最高記録を相次いで更新した。AFP通信によると、オーストリアでは24日、3歳の幼児が脱水症状で死亡した。
暑さは26日には和らぐ見込み。英誌ネイチャーは24日、過去2000年間の気温の推移に関する研究結果を掲載し、近年の気温上昇が「前代未聞」だと指摘した。
(2019/7/26 11:30)